Q1：基本介助料って何ですか？
A：車イス・ストレッチャー等にお乗りのご利用者さま、または歩行は可能だけれども介助が必要なご利用者さまを、
リフト、またはスロープ付きの介護車輌 等を使用して、安全に乗り降りして戴く介助のためにかかる料金です。
当事業所の乗務員は、介護福祉士 等の介助に必要な資格を有しております。従って、ご利用者さまのお体に触れるような介助も可能です。
※一般のタクシーでは、ドライバーが介助の資格を有していない場合、お客さまのお体に触れるような介助はしないように指導しています。
その理由は、資格を持たずに介助を行って万一お客様がお怪我をされた場合、自動車保険等が適用されない場合があるからです。
当事業所では万一の事故に備えて、自動車保険に加えて賠償責任保険（1事故最大1億円）に加入しております。
Q2：作業・待機料金ってなんですか？
A：迎車地や目的地での作業時間にかかる料金です。
当事業所では「ベッドからベッドへ」が基本です。
車輌が出発地に到着してお客さまをお乗せして出発するまでの作業時間、および目的地に到着してベッド等へお移り戴くまでの作業時間は、
ご利用者さまの状態や住宅の形状、病院等の受け入れ態勢等によって異なります。
従いまして弊社では、出発地での作業開始時（リフトを降ろした時点）から、目的地での作業終了時（リフトを上げた時点）までを
時間距離併用制メーターの稼働により、移動距離・時間にかかる運賃（220ｍ/￥100）に加えて、作業・待機にかかる時間料金（車輌は待機状態となる為の時間の料金）を
1分20秒／￥100を戴いております。
例えば、
いつもの通院のため、ご自分の車イスにお乗りになって、玄関先の道路でお待ちになっているAさん。
急に腰の具合が悪くなって、何とか玄関までは伝い歩きは出来るけれど、外は歩くことは出来ない、大型のマンションの10階にお住いのBさん。
どちらの方も車イスのご利用者さまで、基本介助の他には介助や機材は必要としないご利用者さまですが、Bさんの場合、車イスを持って駐車場から玄関先までお迎えに行くため、車の到着から出発までは、Aさんに比べて10分近い開きが生まれます。（車輛は待機状態となります）
このお二方の料金は同じで良いのでしょうか？当事業所では、作業時間に応じた作業・待機料を戴く事が公正な料金であると考えております。
Q3：通院往復を考えています。診察等の待ち時間に料金はかかりますか？
A：往復でご予約を承っている場合、お付添や待機して欲しい等、特別なご要望がない限り待ち時間に料金はかかりません。
但し、お帰りの際には若干お待ちいただく場合がございます。また、往路とは別の車がお迎えに伺う場合がございます。
往復でご予約を承っている場合には、病状や受診科目、通常の受診にかかるお時間等をお伺いし、おおよそのお帰り時間を目論んで配車計画を作成致しますが、病院の混雑状況や検査等の追加によって、また前後のご利用者さまの状況により、配車計画の通りにならない場合が往々にしてございます。当事業所では、概ねお帰りのご連絡を戴きましてから30分以内のお迎えを心掛けておりますが、混雑状況によりお待たせしてしまう場合がございます。お帰りの際には、是非とも受診が終わり次第、お会計やお薬の前にご一報を賜りますようお願い申し上げます。